こんばんは
ちゅうさんです
最近読書にハマっていまして
専ら夏目漱石を読みふけっているのですが
皆さんは読んだことありますか?
わたしなんかまだ三冊しか読んでいないので
そんなに詳しくないのですが
こんなにもいい本があったんだと
今更ながら感銘を受けております
そして夏目漱石の残した素晴らしい名言の数々
その中の一つについて書きたいと思います
牛のようにずんずん進め
「牛のように進め」と若き弟子たちに書き送った漱石。牛は漱石にとって一つの理想のイメージだった。とかく、こぢんまりと真面目に生きる現代の若者に「本当の真面目」とは、もっと腹の底からの大真面目だと説く漱石からの魂のメッセージ
私は 高校時代サッカー部でした
ポジションはDF(守備)でセンターバック
身体を張って敵の攻撃からゴールを守るのが役目
試合の当日
着ていたユニフォームは緑の上着に白の短パン
土砂降りの雨の中
試合が始まりました
転んでは起き上がり
またぶつかってはしぶきを飛ばして
必死でボールを追いかけました
前半終了ハーフタイム
私がベンチに戻る途中
後ろから先輩の声がします
「おい、牛みたいやな」
振り返って自分のおしりを見ると
白い短パンのおしりのところだけ泥まみれ
筋肉質でおしりもプリプリだった当時のわたしの姿はまさしく牛のおしりそのもの
チームのみんなも大笑い
プレースタイルも不器用で力任せだったので
それから私のあだ名は「うし」になりました
嘘のようなホントの話
でも私は嫌じゃなかった
怖かった先輩にも「うしー」とペットのように呼ばれ可愛がられたから
このエピソードのように
「うし」と私は繋がりが深いのです
だからふにおちたのかどうかわかりませんが
社会に出て家庭を持ち子供を持ち
こじんまりと真面目に生きようとしている私に
牛のようにずんずん進めと言う言葉は
青春時代の熱い血を
思い出させてくれました
ゆっくりでいいから
腹の底から力を込めて
堂々と進め
そう言われてるような気がしてなりません
夏目漱石先生
いただきました
よし明日も頑張ろう